Flash内で使うことが可能なテキストには、「静止テキスト」「ダイナ ミックテキス卜」「テキスト入力」の3種類がある。
まず、静止テキストは制作者が書体を自由にえらぴ、アンチエイリ アスがかかった、きれいな表示を行うことも可能なテキストだ。ただし、 ActionScript を通じて内容を変化させることができない。一方、ダイ ナミックテキストを使えば、 ActionScript を通して内容を変化させる ことができる。デバイスフォントと呼ばれるシステムフォントを使って表 示するのが一般的だ。最後のテキスト入力は、フォームなどユーザーに何らかのテキストを入力させる際に使う。テキスト入力もダイナミッ クテキストと同様、デバイスフォントを使うことが多い。Flashにおいて は、uで始まるフォント名がデバイスフォントと呼ばれる。上記したと おり内容を変化できるのだが、ユーザー側のOSやフォント環境に依 存するため、表示されるフォントの種類や大きさが微妙に異なってし まう可能性がある。 ただし、「ダイナミックテキスト 」、「テキスト入力」の場合もフォント の埋め込み」を使うことで、変化する文字すべてをグラフィック化して Flashコンテンツ内にデータを格納することもできる。しかし、日本語フォントを埋め込むと数 MBの容量になってしまうため、英字や数字 で利用するのが一般的だ。